人財活躍推進の取組み

当社の持続的な成長に向けて、成長を支える人財像を定め最優先課題として、人財づくりや働き方改革に取り組んでいます。

人的資本経営における人財活躍推進戦略の位置づけ

当社では、人的資本経営を「職員一人ひとりを資本として捉え、その価値を最大限引き出すことで企業価値の向上や当社の持続的成長へつなげる経営の実践」と位置づけ、職員一人ひとりの人財育成に取り組んでいます。
その実践においては、人財活躍推進戦略と経営戦略の連動を高め、「最適な人財ポートフォリオの構築」と「職員一人ひとりのレベルアップ」により、当社が有する人的資本価値の最大化を図っています。

中期経営計画「Advance」における人財活躍推進戦略

中期経営計画「Advance」における人財活躍推進戦略では、「朝日生命の未来を創る『多様な人財』の挑戦を応援」をコンセプトに掲げ、「挑戦し続ける人財づくり」「人財ポートフォリオの再構築」「働き方改革の浸透」の3大テーマの実現に向け、2021年度に人事制度改正を実施するとともに、「人財育成方針」「社内環境整備方針(働き方改革推進)」に基づいた「能力開発」「ダイバーシティ」「採用・人財ポートフォリオ」「働き方改革」「健康経営」の諸対策を実行しています。引き続き諸対策の浸透・徹底により人的資本の価値の最大化を図っていきます。
さらに、朝日生命グループ全体のさらなる価値増大に向け、人財活躍推進策の深化と人財交流の促進を図っていきます。

人財育成方針

人財育成方針として、持続的成長を支える人財像を定めています。そして、3つの行動指針「挑戦」「キャリア自律」「生産性・生産力向上」を定め、人財づくりに取り組んでいます。
「朝日のキャリア自律」として、職員が自らありたい姿や働き方を明確にし、主体的に能力開発や業務遂行に取り組み、「個人のありたい姿や働き方」と「会社が期待すること」の重複部分を拡大させることで、職員のエンゲージメント※の向上を図ります。
※組織や職務に対するやりがいや自発的貢献意欲を持ち、主体的に取り組めている状態を表す指標。

社内環境整備方針(働き方改革推進)

「お客様満足の向上」と「企業価値の増大」に向け、「イキイキと働く。そして 成長する。」をスローガンに掲げ、社内の環境整備(働き方改革推進)に取り組んでいます。
具体的には、「イノベーション」「ダイバーシティ」「ES(働きやすさ)」の3つの視点で諸対策を講じることで、「経営層・支社長・部長の意識改革」と「職員一人ひとりの行動改革」を図りつつ、生産性と職員満足度(Asahiエンゲージメントスコア)を向上させ、「職員が公私とも充実し、職員・会社とも成長する」ことを目指しています。