DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の促進

障がい者の活躍推進

育成機構としての「チャレンジドサポート推進室」での入社後訓練を通じて「強み」「弱み」を見極め、活躍できる場を提供、雇用定着を支援しています。

主な取組み

  • 合理的配慮に基づく業務指導と適性配置の実践
  • ジョブコーチ・精神保健福祉士・公認心理師など専門職による定着サポート
  • 障がいのある営業職員への交通費の上乗せ
  • オフィスのバリアフリー化に向けた設備改装
  • 本人の意欲・資質・成果に応じ、障がい者雇用から総合職等への職種転換の機会を提供

障がい者雇用率

2.43%

(注)2024年4月1日時点

多様な人財の活躍推進

若手・中堅(20 ~ 40代)の活躍推進

未来を創る人財として、新たな価値を創造する人財への成長に向け、社外交流型セミナーや朝日生命グループ会社人財育成プログラムを活性化させています。
20代で営業所長に、30代で大規模営業所長や本社管理職に抜擢登用しています。
朝日生命グループ会社人財育成プログラム

シニアの活躍推進

60歳から65歳への定年延長に伴い、企業価値を高める人財として、経験を活かした主体的なキャリア自律を支援するプログラム(研修・面談・e-ラーニング)を提供しています。

多様な働き方を支える諸制度

育児との両立

妊娠・出産時の「産前・産後休暇」「配偶者出産休暇」や、育児期間中の「育児休職」「育児エントリー休暇」「育児サービス費用補助」等に加え、男性の育児参画を促すため「朝日イクメン・イクボスプロジェクト」を展開。
また、復職後の「仕事と家庭の両立に対する不安の解消」や、「将来のキャリアアップへの意識醸成」を目的とした「育休復職支援プログラム」を新規導入。

介護との両立

「介護休暇」「介護休職短時間勤務制度」「ジョブ・トライ・システム(勤務地希望)」のほか、相談窓口を設置。

治療との両立

がんや不妊症、障がい等による通院を対象とした「ライフサポート特別休暇」を制定。
【育児休職取得者の声】
営業企画部 リーディングスタッフ
 栁下 裕生
里帰り出産だったため、妻子が東京に戻ってきた後のタイミングで育児休職を取得しました。具体的な日程は所属長や周囲と相談し業務スケジュールに合わせて設定しました。育児休職期間中は子どもの世話に専念しましたが、実際にはできることも少なく、家事・育児の大変さに改めて気づかされると同時に、子どもがいると家事の難易度が上がると実感しました。育児休職を取得しましたが、早めの計画と相談が大切だと思いました。

女性の活躍推進

多様な人財の活躍の実現には女性の活躍推進は欠かせないものと位置づけ、2006年度より「朝日生命ポジティブ・アクション」を通じて、女性のキャリア自律や仕事と家庭の両立支援等への取組みを推進しています。

ダイバーシティ推進部会
(「女性の活躍推進委員会」の取組みを継承し発展させた部会)

2023年度まで「女性の活躍推進委員会」にて「従業員の声」「仕事と家庭を両立する女性の視点」等を反映したアクションプランを検討・策定。
2024年度より検討体制を刷新し、人的資本経営推進委員会傘下の「ダイバーシティ推進部会」にて「多様性が未来を創る!誰もが活躍するDE&I」をテーマとし、2030年度に向けて、女性の活躍・シニア層の活躍に取り組んでいます。

女性営業所長キャリアアップ研修

女性営業所長を対象とし、上位職や新たな職務への挑戦意欲醸成・上位職に必要とされるスキル向上を目的として開催。本研修は、2023年度初めての開催となり、集合形式で実施。

上級管理職向け研修

上級管理職向けに女性上級管理職スキル研修、女性室長マネジメントゼミを実施。

本社・支社リーダー層向け研修

本社・支社リーダー層向けにはキャリア研修、次期リーダー層候補者向けスキル研修を実施。

上級メンター制度

本社役員から直接アドバイスを受けることができる上級メンター制度の実施。
女性管理職比率

30.2%

(前年差+8.4%)

対象法令である女性活躍推進法に基づき、課長級以上の者、また課長級以外の者で、
その職務の内容および責任の程度が「課長級」に相当する者。

女性営業所長キャリアアップ研修
女性の活躍推進委員会
【社外評価(ウーマンエンパワーアワード)】
体系的な育成プログラムや育児・介護・治療等と両立しやすい諸制度の整備を進めてきたことで、女性リーダー比率を目標の1年前倒しで達成したことや、従業員が多く、制度や文化を動かすことが大変であると想像されるなか、社長主導で着実に働き方改革を満足度や生産性向上につなげていることが評価され、大賞を受賞しました。

従業員が長く働き続けることができる環境整備を進めています

仕事と子育てを両立できる環境整備への取組みが評価され、2019年に3回目の「くるみんマーク」を取得しました。
仕事と介護を両立できる環境整備への取組みにより「トモニンマーク」を取得しました。