ESG投融資への取組み

ESG投融資への取組み

当社では、世界的に持続可能な社会の実現に向けた取組みが進められているなか、資産運用を通じて、環境問題等、社会課題の解決に資する観点から、ESG投融資への取組みを推進しております。
そのようななか、国連責任投資原則(PRI)※に署名し、ESG課題を考慮した投融資の基本方針(「ESG投融資の基本方針」)に基づき、社内におけるESG投融資への取組みを強化しております。
こうした取組みの結果として、2019年の活動を対象とした2020年のPRI年次評価では、上場株式のスチュワードシップ活動に関して、最高評価の「A+」を獲得いたしました。

Principles for Responsible Investmentの略。 持続可能な社会を実現するため、機関投資家に対し、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の課題を、投資意思決定プロセスに組み込むことを提唱する原則。

ESG 投融資の具体的な取組み

ESGインテグレーション

株式を中心とした投融資の判断にあたり、投融資先企業の財務情報に加えて、ESG等の非財務情報に関する評価も考慮するよう取り組んでおります。

ネガティブスクリーニング

クラスター弾等の非人道的兵器の製造を行う企業や、CO2を特に多く排出し、気候変動に悪影響が大きい石炭火力発電開発事業に対しては、原則、投融資を行いません。

ESGテーマ型投融資

環境、社会、ガバナンスの各課題の解決に資するテーマを持った資産への投融資を積極的に行っております。当社ではこれまでに、環境保全等を目的としたグリーンボンドや社会貢献等を目的としたソーシャルボンド、ならびに太陽光発電を中心とした再生可能エネルギープロジェクトへの投融資等の実績があります。

エンゲージメント

責任ある機関投資家としてスチュワードシップ活動に取組む中で、投融資先企業との建設的な対話(エンゲージメント)を主要な柱と位置付けており、その対話のプロセスにおいて、ESGに関する課題を組み込んでおります。

その他

投資信託やファンドへの投資等、外部への運用委託を行う際には、PRI署名機関である運用会社を中心に選定するよう取組んでおります。

2020年度の主なESGテーマ型投融資実績

投融資案件 案件内容 取組時期
ミローバ・グローバル・サステナブル
株式ファンド
(サステナブル株式ファンド)
本ファンドはミローバ社の卓越したサステナビリティ分析を通じて、日本を除く世界の株式の中から、ESG課題への取組みを通じて成長機会が得られる確信度の高い銘柄に集中投資することにより、ベンチマークを上回る運用成果を目指すとともに、地球温暖化を2℃未満に抑えるというパリ協定のシナリオに沿って温室効果ガス排出量の削減に資するポートフォリオの構築を目指すものです。
2020年10月
世界銀行が発行する
サステナブル・ディベロップメント・
ボンド(サステナビリティボンド)
本債券への投資は、開発途上国の高齢化問題への対処を投資テーマとしており、同問題への取組みの重要性を世界銀行が投資家と共に提起するのは初めてとなります。 本債券は、債券の発行体である世界銀行と資金の出し手である朝日生命の直接的な協議を経て実現に至った取引であり、多数の投資家が参加する公募債とは一線を画した形態にて、世界銀行が朝日生命のみを対象に発行した債券です。 2020年12月

ESG投融資の基本方針

【基本的な考え方】
当社は、責任ある機関投資家として、資産運用を通じて持続可能な社会の実現に貢献すべく、それぞれの資産の特性に応じて、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の要素を考慮した資産運用を行います。

【国連責任投資原則(PRI)への取組み】
1.投資分析と意思決定プロセスへのESG課題の組み込み
収益性の確保という受託者責任を果たしつつ、各資産の投資の意思決定プロセスにおいて、ESG課題を組み込みます。

2.株式所有者としての所有方針と所有慣習へのESG課題の組み入れ
「スチュワードシップ責任を果たすための基本方針」、「議決権行使の方針」に基づく建設的な対話や議決権行使において、ESG課題を反映させてまいります。

3.投資先企業に対するESG課題についての適切な開示の要請
投資先企業との建設的な対話において、ESG課題についての情報開示を要望します。

4.資産運用業界におけるPRI普及に向けた働きかけ
資産運用の外部委託先に対して、ESG要素を組み入れた運用を行うよう極力働きかけるなど、PRIの普及に努めます。

5.PRIを実行する際の効果を高めるための協働
PRI署名企業が参集する会合への参加や署名企業間の意見交換などを通じて、PRIの定着を図り、その効果を高めるよう努めます。

6.PRIの実行に関する活動状況や進捗状況の報告
当社の活動状況については、PRIのフレームワークに従い、報告いたします。