回答(藤田社長)
当社は「逆ざや」を吸収したうえで、757億円の基礎利益を確保しております。従いまして、「予定利率の引き下げ」につきましては、当社には全く必要ないため、その実施は考えておりません。
回答(藤田社長)
平成15年度始に内勤職員4,000名体制とする過程で、多くの内勤職員が退職することとなり、会社の再生のためとはいえ、経営を預かる者として大変心苦しく、遺憾に存じております。
ただし、一方で、直面する当社諸課題に対しましては、「朝日生命プロジェクトR」の総仕上げと「サクセスA」の推進・早期定着によりまして、一日も早く「お客様満足度」と「収益性」を高め、「お客様に最も信頼される生命保険会社」となっていくことが、われわれ経営陣に課せられた最大の使命・責任であると思っております。
「朝日生命プロジェクトR」が、従業員に対して大きな痛みを伴ったリストラクチャリングであったことは事実ですが、自力での再生という全役職員の共通認識の下に、全社一丸となった取組みをしてきましたことにより、幸いにも、主要項目については計画より一年前倒しで完了する運びとなり、成果もあがりつつあります。
加えて、経営陣におきましても、昨年4月より、従来の取締役数を半分以下にしぼると同時に、執行役員制度を導入し、取締役会の活性化と役員の執行責任の明確化を図ったこと、役員報酬の削減、役員賞与は零、役員退任慰労金の支給見送り等、制度運営や処遇面でも、相応の対応を行ってきているところです。
今後とも、直面する2大経営改革「朝日生命プロジェクトR」、「サクセスA」の遂行に全力を上げて取り組むことにより、「お客様の負託」にお応えし、また、従業員にも報いていけるよう努めてまいりたいと考えております。
ただし、一方で、直面する当社諸課題に対しましては、「朝日生命プロジェクトR」の総仕上げと「サクセスA」の推進・早期定着によりまして、一日も早く「お客様満足度」と「収益性」を高め、「お客様に最も信頼される生命保険会社」となっていくことが、われわれ経営陣に課せられた最大の使命・責任であると思っております。
「朝日生命プロジェクトR」が、従業員に対して大きな痛みを伴ったリストラクチャリングであったことは事実ですが、自力での再生という全役職員の共通認識の下に、全社一丸となった取組みをしてきましたことにより、幸いにも、主要項目については計画より一年前倒しで完了する運びとなり、成果もあがりつつあります。
加えて、経営陣におきましても、昨年4月より、従来の取締役数を半分以下にしぼると同時に、執行役員制度を導入し、取締役会の活性化と役員の執行責任の明確化を図ったこと、役員報酬の削減、役員賞与は零、役員退任慰労金の支給見送り等、制度運営や処遇面でも、相応の対応を行ってきているところです。
今後とも、直面する2大経営改革「朝日生命プロジェクトR」、「サクセスA」の遂行に全力を上げて取り組むことにより、「お客様の負託」にお応えし、また、従業員にも報いていけるよう努めてまいりたいと考えております。
回答(藤田社長)
ご質問の趣旨は、提携や合併等を考えていないのか、ということかと思いますが、当社は、現在、「朝日生命プロジェクトR」による経営インフラのリストラクチャリングとコスト削減、そして「サクセスA」による収益力の強化に注力して、抜本的な経営改革を進めています。
当面はこれらの経営改革に注力し、いかなる状況変化にも耐え得る収益力・財務体質を作り上げることにより、自力再生を果たしていくことを最優先すべきであると考えております。「プロジェクトR」はほぼ達成できており、「サクセスA」を実施・成功できれば、自らの足で立ち、自らの力で前進できる会社に十分なりうると考えております。
当面はこれらの経営改革に注力し、いかなる状況変化にも耐え得る収益力・財務体質を作り上げることにより、自力再生を果たしていくことを最優先すべきであると考えております。「プロジェクトR」はほぼ達成できており、「サクセスA」を実施・成功できれば、自らの足で立ち、自らの力で前進できる会社に十分なりうると考えております。
回答(藤田社長)
当社といたしましても、ご意見のとおり、格付向上対策は重要と考えております。これに向けた取り組みとしては、財務体質の改善および収益力の強化を図ることが何よりもポイントであると考えており、これらを経営戦略に反映させております。
具体的には、「朝日生命プロジェクトR」と「サクセスA」による取り組みがそれです。この2大改革を着実に実現し、その成果を数値面できちんと示していくことが、格付向上に繋がるものと考えております。
今後も、引き続き、お客様や社会から高い評価をいただける会社となるよう、経営努力を重ねてまいる所存です。
具体的には、「朝日生命プロジェクトR」と「サクセスA」による取り組みがそれです。この2大改革を着実に実現し、その成果を数値面できちんと示していくことが、格付向上に繋がるものと考えております。
今後も、引き続き、お客様や社会から高い評価をいただける会社となるよう、経営努力を重ねてまいる所存です。
事業報告書では、損害保険も積極的に取扱うとのことですが、それはミレアホールディングスの商品を指すのでしょうか。
ミレアとの経営統合を見送った背景が説明されていますが、そのことと、今後もミレアグループの商品を取り扱うこととの関連を説明願います。(それでもミレアグループと提携しなければならないのでしょうか。)
回答(藤田社長)
損保商品は、現在、ミレアホールディングス傘下の東京海上・日動火災の商品を取り扱っております。
ミレアとの経営統合は確かに見送りましたが、ミレアホールディングスグループ各社とは、今後とも友好な関係を引き続き維持しつつ、双方にメリットのある提携・協力関係は継続・促進することとしております。
また、当社は「サクセスA」にもとづきまして、個人保険マーケットに特化した生保会社として、個人のお客様に、死亡保障、医療・介護保障、損害保険など、すべてのニーズに対応する保険商品をお届けする所存であり、この実現のためには、損保商品を当社で取扱うことは不可欠であると考えております。
さらに、当社は総代理として、損保商品を販売しておりますので、損保商品を販売した場合には、当然ながら当社の収益になってまいります。
ミレアとの経営統合を見送ったにもかかわらず、ミレアの商品を扱うのは何故かとのご質問をいただいておりますが、当社としては、第一に、ミレアホールディングスグループ各社と双方にメリットのある提携・協力関係は継続・促進すること、第二に、当社の経営戦略である「サクセスA」を実現し、収益力を強化していくという観点から、どこの損保商品をラインアップすればよいかと考えた場合に、商品競争力があり、お客様サービスも充実している東京海上・日動火災という優良損保会社を選択し、その商品を取り扱っているということですので、ご理解をいただきたいと思います。
ミレアとの経営統合は確かに見送りましたが、ミレアホールディングスグループ各社とは、今後とも友好な関係を引き続き維持しつつ、双方にメリットのある提携・協力関係は継続・促進することとしております。
また、当社は「サクセスA」にもとづきまして、個人保険マーケットに特化した生保会社として、個人のお客様に、死亡保障、医療・介護保障、損害保険など、すべてのニーズに対応する保険商品をお届けする所存であり、この実現のためには、損保商品を当社で取扱うことは不可欠であると考えております。
さらに、当社は総代理として、損保商品を販売しておりますので、損保商品を販売した場合には、当然ながら当社の収益になってまいります。
ミレアとの経営統合を見送ったにもかかわらず、ミレアの商品を扱うのは何故かとのご質問をいただいておりますが、当社としては、第一に、ミレアホールディングスグループ各社と双方にメリットのある提携・協力関係は継続・促進すること、第二に、当社の経営戦略である「サクセスA」を実現し、収益力を強化していくという観点から、どこの損保商品をラインアップすればよいかと考えた場合に、商品競争力があり、お客様サービスも充実している東京海上・日動火災という優良損保会社を選択し、その商品を取り扱っているということですので、ご理解をいただきたいと思います。
回答(土岐取締役常務執行役員)
生保の特質として、負債サイドは、責任準備金が大層を占めており、それはほとんど円金利の負債です。一方、資産サイドは、国内債券あるいは国内貸付といった円金利資産を中心にして運用している、これが一般的な特徴です。
当社は、一般勘定資産に対する国内債券の保有割合が31.2%です。これに対して当社以外の主要生保9社の平均保有割合は35.0%となっており、外資系生保等はさらに高くなっています。各社の保有割合という視点から見たリスクでは、当社は相対的に低いのではないかと考えております。
当社では金利変動に伴う含み損益の増減が財務会計に及ぼす影響を抑制するため、保有国債を保有目的区分に分けて管理しております。満期保有債券と責任準備金対応債券、これが二分の一強を占めるわけですが、これらの区分の保有債券は、含み損益の増減がバランスシート上、直接影響を及ぼさないようになっております。そうした保有目的区分に応じた組み入れを行っているわけです。
また、当社では為替ヘッジを行い、リスクを最大限抑制した外債投資などを相当額実行しております。国債一辺倒ということでなく、円金利資産の代替として、運用対象の分散を図りながら収益の確保に努めているところです。
さらに、金利上昇局面という判断に至りましたら、先物とかオプションなどのデリバティブを機動的に活用してヘッジを行いながら入れ替えを行い、運用利回りを引き上げていくというスタンスで臨んでおります。
当社は、一般勘定資産に対する国内債券の保有割合が31.2%です。これに対して当社以外の主要生保9社の平均保有割合は35.0%となっており、外資系生保等はさらに高くなっています。各社の保有割合という視点から見たリスクでは、当社は相対的に低いのではないかと考えております。
当社では金利変動に伴う含み損益の増減が財務会計に及ぼす影響を抑制するため、保有国債を保有目的区分に分けて管理しております。満期保有債券と責任準備金対応債券、これが二分の一強を占めるわけですが、これらの区分の保有債券は、含み損益の増減がバランスシート上、直接影響を及ぼさないようになっております。そうした保有目的区分に応じた組み入れを行っているわけです。
また、当社では為替ヘッジを行い、リスクを最大限抑制した外債投資などを相当額実行しております。国債一辺倒ということでなく、円金利資産の代替として、運用対象の分散を図りながら収益の確保に努めているところです。
さらに、金利上昇局面という判断に至りましたら、先物とかオプションなどのデリバティブを機動的に活用してヘッジを行いながら入れ替えを行い、運用利回りを引き上げていくというスタンスで臨んでおります。
自分の身の周りの人が勤める保険会社を見ていると、事務職員、契約社員等も新商品が発売されると、必ず加入させられたり、家族を含めてお客様の紹介をしているようです。全国の事務職員の一人一件でも膨大な件数になります。社員全体が生き残りを賭けていると感じる会社に成長して欲しいです。
回答(藤田社長)
当社におきましても、内勤職員による募集については、全社一丸となった営業体制による業績伸展を目的として、平成2年から継続して取り組んでおります。最近では、平成13年の「保険王」発売を契機に、各職場に職員募集運動推進責任者と推進リーダーを任命しまして、職員募集運動、また職員見込客紹介運動を展開しております。
これは、営業部門だけでなく、本社部門を含めた全役職員が実際に縁故・知人からの募集、あるいは営業部門へ縁故・知人の紹介を行って、会社業績への貢献に向けて取り組んでいるものです。また、内勤職員自身の契約についても、この取り組みの一環として、加入促進を図っております。
いただきましたご意見は、この難局を全社一丸となって乗り越えてもらいたい、というご趣旨であると受け止めております。私ども役職員一同、まさに一丸となって、その姿勢を、皆様をはじめとするご契約者の方々に認めていただけるよう、さらに一層努力してまいります。
これは、営業部門だけでなく、本社部門を含めた全役職員が実際に縁故・知人からの募集、あるいは営業部門へ縁故・知人の紹介を行って、会社業績への貢献に向けて取り組んでいるものです。また、内勤職員自身の契約についても、この取り組みの一環として、加入促進を図っております。
いただきましたご意見は、この難局を全社一丸となって乗り越えてもらいたい、というご趣旨であると受け止めております。私ども役職員一同、まさに一丸となって、その姿勢を、皆様をはじめとするご契約者の方々に認めていただけるよう、さらに一層努力してまいります。
テレビCMが、少しおとなし過ぎる気がします。人気の高い女優や俳優ばかりが良い時代ではないように思います。テレビのCMは、もう少し明るい、何となく目が行く、頭の中に入って残っている、そんな感じが(消費者に)受けるのではないでしょうか。
回答(三枝常務執行役員)
この4月から5月にかけまして、皆様にご覧いただきましたCMは、新商品「保険王カイゴとイリョウ」の新発売と商品名・商品内容を皆様にお知らせするとともに、当社に対し、「安心感」、「信頼感」、「明るいイメージ」をもっていただけるよう作成したものです。
タレントを使用いたしますと印象度が30ポイント高まるという調査結果が出ており、短時間で強い印象をお持ちいただくために、タレントを使用することがよかろうということで、今年度は、菅野美穂さん、竹野内豊さんを採用したものです。なお、この2人につきましては、販売促進用のグッズ、あるいはパンフレット・ポスターといった形での有効活用も図っておりますので、引き続き使用していきたいと考えております。ご提案いただきましたように、今後とも「質の高い」、「明るい」、「皆様の記憶に残る」よいCMを作るよう努力してまいります。
タレントを使用いたしますと印象度が30ポイント高まるという調査結果が出ており、短時間で強い印象をお持ちいただくために、タレントを使用することがよかろうということで、今年度は、菅野美穂さん、竹野内豊さんを採用したものです。なお、この2人につきましては、販売促進用のグッズ、あるいはパンフレット・ポスターといった形での有効活用も図っておりますので、引き続き使用していきたいと考えております。ご提案いただきましたように、今後とも「質の高い」、「明るい」、「皆様の記憶に残る」よいCMを作るよう努力してまいります。