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活躍する女性(田川恭子)

活躍する女性(田川恭子)

本社営業本部 大手町サービス窓口 主任

 入社してから、大分支社で事務を担当していました。大学を大分で過ごしたので、そのまま地元で就職した、という感じです。当社の社風として、「アットホーム」が挙げられると思いますが、大分支社もまさにそうで、上司や先輩に助けられながら、日々の業務を行っていました。

 そうした環境の中、慣れた業務だけを行なっていると、いつの間にかそれが当たり前になっていることに気付きました。「このまま慣れた環境のなかにいるよりも、新しいことに挑戦してみたい」そう思うようになり、大分支社を出ることを希望しました。

 当社には、総合職(地域型)を対象にした「ジョブ・トライ・システム」(リターン型)があります。一定の期間、現所属とは違う部署・仕事に挑戦し、期間終了後は元の部署に戻る、という制度です。総合職(地域型)は原則転居を伴う転勤はありませんが、この制度を利用すれば、遠方の部署へ勤務することも可能になります。

 私はこの制度に応募し、1年間本社の人事ユニット(現在は人事部)で勤務しました。初めての本社経験は、それまでの自分がいかに狭い視野で仕事をしていたかを思い知らされると同時に、自分の意見を持つことの大切さ、それを相手に伝えることの難しさを知り、私にとって非常に得るものが大きな1年間となりました。

 期間終了後は鹿児島支社での勤務になりましたが、そこで結婚・出産というライフイベントを迎えました。周囲には出産後も仕事を続けている先輩が多くいらっしゃったので、仕事と育児の両立については、何とかなるだろうという安心感があり、育休後の復帰を当然のように考えていました。

 そんななか、夫の東京への転勤が決まりました。まだ子どもが小さいなかで、生活環境が変わることに不安がありましたが、家族で一緒に暮らしたいとの思いから、「配偶者同行制度」への応募を決めました。異動後は、「本社営業本部」で、勤務時間短縮制度を利用しながら働いていました。現在は通常勤務に戻りましたが、周囲の理解もあり、定時で退社できています。

 仕事と育児を両立させるためには、本人の頑張りはもちろんですが、周囲の理解と協力が不可欠です。当社には、両立を支援するための制度が整っており、それらの制度を利用しやすい雰囲気があります。

 私は本社へのチャレンジ、育児休職、夫の転勤先への同行、勤務時間短縮制度と多くの制度を利用させていただきました。この恵まれた環境を与えてくれた会社に感謝しています。今後、子どもが成長し、自分の時間に余裕が出てきたときには、今育児にかけている力を仕事に傾けて、会社に貢献していきたいです。

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